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デジぬい [ぬいから見た日常]

ゆりちゃんちが地底人のおうちになりました。
正確に言うと、「地上デジタル」化したの。

いまのゆりちゃんちには屋根にアンテナが立っているんだけど、TV放送の入りがあんまり良くなくて。特にNHK教育とテレビ東京は砂嵐…まではいかないけど、横線とか縦線とか入り組んでなおかつ波打っちゃって、色もよく判らなくて――てな状況。他のチャンネルもゴーストがわらわら。
もともとこの家を買ったときに、「電波状況が悪いのでケーブルテレビに入るように」というお達しが不動産屋さんからあったくらいなんだって。
ま、電波状況が悪いってのは表向きの理由で、実際にはアンテナは美観を損なうってのと、CATV会社が大元の不動産屋さんと同じ系列会社だからじゃないかと思ったりもするんだけど。

でもそのお達しを、お兄さんはさくっと無視してアンテナを立ててしまったのです。
だって、CATVって高いんだも~ん。
1ヶ月で5000円くらいするんだよ。ネットも付けたら10000円近くも。
「そんなの毎月払ってらんねぇーっ」(お兄さん談)

それでアンテナを立てたわけですが、電波状況が悪いってのはあながち嘘ではなかったようで。
ま、ケチなのも意固地なのもほどほどにってことだよね。
ちなみに、同じ区分の家たちの中でアンテナが立っているのはゆりちゃんちだけです。みんな賢い(笑)

そんな状況が変わったのは今年に入ってからでした。
せっかく受信料を払っているんだからということで、NHKの受信相談(こういう窓口があるのです)に電話し、状況を訴えたところ、技術の人が来てくれました。
画面を見て「これはひどいですねー。この辺は高圧線に囲まれているので視聴しにくい地域なんですよね」とのこと。
でも「地上デジタルなら見られると思いますよ」と持ってきたチューナーを繋げてみると、あら不思議。クリアな画面が!というかクリア過ぎ!驚き!!
いつかのために地上デジタル用のアンテナも立てておいて良かったー。

でもゆりちゃんちには地デジ用の機材がなーんもなかったため、綺麗な画面が見られることを知ってはいても、実際には手が届かない。そんな勿体ない状況が続いた後、突然お兄さんが「HDDレコーダー買いに行こう」と電気屋へゆりちゃんを誘ったのです。
ほとんど衝動買い。
ゆりちゃんは「これで見られなかったらどうしよう」と心配していましたが、無事に綺麗な画面とご対面となりました。ちなみに、なぜTV(液晶とかプラズマとかのおっきい奴)じゃないのかというと、なのつくお兄さんがせっかちさんだからです。
綺麗な画面にゆりちゃんは満足。MXTVが見られてお兄さんも満足。
HDDレコーダーの箱の持ち手を噛み噛みして、さつきも満足。


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