キカイノカラダ [ぬいから見た日常]
今日はお兄さんの手術日でした。
以下は「ぞわ~~~っ」とする話が混ざりますので、興味のある方のみご覧下さい。
最初にケガについて詳しく言っておくと。
まず、左手首の親指から伸びている太い骨が、お医者さん曰く「バラバラ」になっています。実際、レントゲンを見てみると、縦に大きめな亀裂が走っていて、あと細かい亀裂が横にいくつか。確かに「バラバラ」と言えるかも。
あと、小指も骨折していました。
手術は夕方から。
何でも若者は後に回されるらしいんです。手術前のどきどきに耐えられるし、容態も急変しにくいってことなんだろうか。
でも手術前のお兄さんの落ち着きの無さったら。「バンジージャンプの順番を待っているようだ」とは本人談。
ほんと、ちゃっちゃかやって、ちゃっちゃか終わらせたいよね…。
手術が早まるかもと言われていたんだけど、実際に看護師さんが来たのは17時近くでした。
手術着に着替えて手術室へ。「奥様もご一緒に手術室まで行かれますか?」と看護師さんが訊くから、ゆりちゃんが「いいです」と断ったら、何故か看護師さんに笑われた…。
だってぇ、手術室の前で待つのって、緊張がより増さない?
麻酔によるアナフィラキシーショックが起こるという8万人にひとりでないことを祈りつつ、暇なゆりちゃんは待合室でDSを。
兄ちゃんがやったのは「伝達麻酔」ってやつだそうです。首筋に注射を刺して神経を麻痺させる(…のかな?)ため、その注射も含めて全く痛くはなかったそうです。
でも最初のうちは腕がぶるぶると震えちゃったとか。さつきと一緒じゃん。
あと、ドリルの音とか聞こえてくるのも嫌だよね…。
およそ2時間後、兄ちゃんはお部屋に戻ってきました。しっかりしゃべれるし、しっかり立てるし、しっかり歩けるし。
お医者さんにレントゲンを見せて貰ったところ、ピンが3本、手首に植え付けられていました。ひょえー。
それに、骨を正しい方向へと引っ張るための金属(「創外固定」って言うそうです)も、手の甲と腕についていて、合計で7本。
インターネットで事前調査したものよりかは大げさではなかったけれど、何だか本当に腕だけ機械人間になっていました(兄ちゃんは「メーテルに機械の腕を貰うんだ」と言ってました)。
夕食もしっかり全部食べていたので、まあ、心配はなさそうです。
あとはいつ退院できるか、だね~。
お兄さんがサイボーグに…。
しかしアナフィラキシーがなくて、何より。食欲もあって良かったね。
お大事に~。
by いえてぃ (2007-09-22 16:55)
>いえてぃ
ありがとうございます。
病院のご飯は、おかずに比べてご飯の量が多いのが不満な様子。
持っていったふりかけが思った通り役に立っているようです。
でもわざわざ余ったご飯にふりかけかけて食べるくらい通常の食欲があるなら安心かなー。
by ゆりりん (2007-09-22 21:58)
無事に終わって、元気そうで何よりです。
看病する方も疲れるだろうから、ゆりりさんも体に気をつけてくださいね。
by つかぴ (2007-09-23 00:38)
>つかぴ
私のことまで心配してくれてありがとう。
テキトーにやってますので、大丈夫だよん。
兄ちゃんに「君はひどいねえ」と言われてばっかりだ(笑)
by ゆりりん (2007-09-23 20:47)
お疲れ様でした。
伝達麻酔(神経ブロック)も事故が無いわけでないので、むしろアナフィラキーよりも怖いので、何事も無さそうで良かったです。安心。
by ぎゃ (2007-09-25 10:13)
>ぎゃばさ
ありがとうございます。
麻酔に関しては大丈夫だったみたいです。
そのうち機械の腕を見に来てくらはい。
by ゆりりん (2007-09-27 11:03)